在宅ワーク、アウトソース人材を活かした「働き方改革」~20年以上かけて培った人の活かし方のコツを教えます。~【杉並区例会レポート】

[報告者] 堤 香苗氏 (株)キャリア・マム 代表取締役  HP:http://www.c-mam.co.jp/
[開催日] 2020年9月11日(金)

[会場] 杉並区産業振興会館

フリーアナウンサー・女優を経て、自らの出産・育児体験から在宅でも仕事ができ、女性のキャリアと社会をつなぐ多様な働き方を推進する会社「㈱キャリア・マム」を設立した堤氏。現在10万人の主婦ワーカー会員が登録されています。
コロナ禍によって急激な働き方の変革が進み、テレワーク・在宅ワーク以外にも、次世代育成支援対策法などの法整備、パートタイム・有期雇用労働法(同一労働同一賃金)・副業解禁・パラレルワークなど、人を採用する企業としての知識を高め、従業員における働き方の見直しが必至です。
20年間以上にわたり女性活用推進の第一線をリードし、日本テレワーク協会理事でもある堤氏に、在宅ワーカー・アウトソース人材の活用のコツを伺いました。コロナを乗り越え、新しい時代を創る知恵をいただけた学び多い例会となりました。

ご講演いただいた株式会社キャリアマム代表取締役 堤社長


なお例会当日は、密を避けるためハイブリット形式で開催。リアル会場は10名限定、Zoomからも20名を超える会員の皆様にご参加いただきました。


以下、ご講演内容より(一部ご紹介)
「女性のキャリアと社会をつなぐ」を経営理念に、女性の新しい仕事、キャリアアップできる仕組みを創出
 20年前、お子さんが生まれるまでは、バリバリのキャリアウーマンだった堤氏でしたが、いざ子供が生まれて「お母さん」になると、ご自分の予想されていた以上に、働く機会が奪われ「働きたいのに働けない」という世の中であることを実感されたそうです。
そこで、女性が自分らしく生きる楽しさを多様な働き方でかなえる働く場と仕組みを作りたい。と自ら育児サークルを立ち上げ、1500名の親子イベント企画などをされていたことが、現在のキャリアマムを設立するきっかけとなったそうです。
▼キャリア・マム事業紹介ムービー▼

実際の在宅ワークの進め方、テレワークのポイント
在宅ワークを進める上で、①ICT環境づくり(離れていても良好なコミュニケーションができる環境をどう構築するか)、②インターネットセキュリティの対策、③労務管理のルール作りの大切さを教えていただきました。
そして、PDCAを回しながら改善・拡充をしていくことで自社にあったテレワークの形が見つかっていくということです。

今回参加者の中には、緊急事態宣言で半強制的にテレワークを開始せざると得なかった会員さんもおられました。
最初は大変でしたが、半年たってみると、これまで当たり前におもっていた業務の中には、社員が行わなくても、在宅ワークの方にお願いできる(アウトソーシングできる)作業があることに気づいてきたとのこと。
コロナが収束しても元の状態に戻るのではなく、会社全体の業務の流れを整理して、切り出せるところは切り出し、社員は自社の付加価値を上げる業務に力を注ぐことを考えたいと思っていたところに、今回の堤氏の具体的な推進ノウハウと、パワーあふれる講演を伺って、実際に進めてみよう!と話されていました。

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