女性部後援例会報告(江東支部11月例会)

株式会社エミュークエスト久保田恵理

北欧企業に学ぶD&I 組織開発って何?

【報告者】株式会社エミュークエスト
代表取締役/人事・組織構築コンサルタント
久保田 恵理氏(中央区支部)

例会づくりにあたって

今回の例会づくりの目的は2つ。
1つ目は、幸福度ランキング・ユニコーン企業がたくさんある北欧企業の組織開発ってどんな支援をしているのだろう?「深く聴いてみたい!」という素直な興味です。
2つ目は、「人を活かす経営、人を大切にする同友会」でも、組織開発とか。D&Iとか。分かっている様で、実は良く分からない方多いのでは?この例会をきっかけに「組織開発とは?という機運醸成をしたい!」という思いがありました。

当日は、参加者と対話型になるようロの字になって報告者の久保田恵理さん、そしてファシリテーターと会場を代表する質問者の3名でディスカッション形式にて進めて行きました。

例会の主なContentsは、
・北欧の強さのヒミツ
・人事の視点から見た組織づくり
・業績を上げる組織とは?

北欧の強さのヒミツ

上手くいっている北欧と日本とは何が違うの?というお話。 

《北欧カルチャー3つの特徴》

  1. まず「対等」人としてお互いを対等に扱う。フラットな関係。
    家事も分担。手伝うのではなく共有する。職場でも役職に関わらず対等。
  2. 次に「合理的」。目的を果たすために割り切りがよく、シンプルで明快。
    社会保障やクオータ制に見られる仕組み化されている社会。
  3. そして「自分らしくあること」。
    教育により、意思表明ができる。離婚率も高いけれどQOLも高い。

人事の視点から見た組織づくり

制度は必要なの?制度化をする判断についてのお話。
フェアに判断できていれば必要ない。しかし、社員にメッセージを伝えたい場合は、会社としてのブランディングにしたい場合は制度化するのもあり。
例)役職定年やカムバック制度、禁煙ダービー、同性パートナー制度、男性育休等。
大事なことは、「会社としてこんなことを大切にしたいから、この制度を導入します」 と伝えることによって、社員に理念や社風が浸透していく。

業績を上げる組織とは?

業績を上げる組織はどんな組織か??というお話。
⇒「一人ひとりが目的を意識して、自律的に自発的に動いている組織」なのでは

《業績を上げる組織3つの要素》

①レンガ職人:目的を理解して自分の仕事に落とし込めていること
②サッカー選手:ボール、味方、相手チーム⇒自分は何をすべきか自発的に動く。
③建設的なコミュニケーション:変化が激しい中、行き違いや摩擦は起きるもの。
自分の気持ちも相手の立場も尊重する。

気づきを得た2つのキーワード

①「すべての問題はD&Iにつながる」
多様な人達がお互いを認め、一体感をもって組織経営を行うことで成長する。そして、人も組織も学び合い、活性化する。
②「組織は循環する~採用から代謝(退社)~」
個人のキャリア観も多様化している時代。未来に向けてサステナブルな社会に
する為にも、大きな視点で人財は社会を循環し、全体で活かしていく事が大切。

最後に

この例会を通して、人と人の「関わり方」ひとつで組織は変わってくるのだと改めて実感しました。そして、組織開発って正解がない。これっていう特効薬もない。
だから、本当に地道に一人一人頭をひねって対話して、みんなで協働して「最適解」を目指していくこと。そして、このVUCAの時代で、変化に対応し進化しつづけるために自ら「学び合う組織」になっていくことこそが、大切だと感じました。素晴らしい学びの機会を創って頂いた久保田さん本当に有難うございました。

(文責)江東支部 株式会社NICO 石塚めぐみ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です