同友会仲間とは人生を一緒に歩いているようです

ベースシステム株式会社 代表取締役社長 平間 律子社長(大田支部)

事業紹介


弊社は自動車整備業界向けの業務支援パッケージソフトの開発と販売をしている会社です。
36年前に夫と一緒に創業した会社です

が、13年前に夫が病気で亡くなり後を継いで社長になりました。

東京中小企業家同友会へ入ったきっかけ


24年前に夫が、同友会に入会しました。
入会のきっかけは、当時大卒社員の求人に苦労していて、共同求人が目的で入会しました。
私は、会員ではありませんでしたが、共同求人がらみで同友会にかかわるようになりました。

今まで参加した中で、一番印象に残った例会のエピソード

17年前に女性部で増収増益セミナー(現在のあきない塾)という月1回の勉強会が始まり、
当時会社の経営が上手くいってなく赤字を出していたので、
このセミナーに参加すれば黒字になるかもしれないと期待して参加しました。

この会は、文化堂の後藤せき子さんが中心となりスタートした会で参加しているうちに
いろいろな方からアドバイスを受けて会社が黒字化していきました。
この会には、17年間通してずっと参加しています。

この会のメンバーとは、みんなで手をつないで
人生を一緒に歩いているような気がして心強いです。

とってもいい例会なので、あきない塾にぜひ参加してみて下さい。

同友会で何度も励まされた

同友会の先輩経営者からいろいろなアドバイスをもらい、私自身が変わり人生が変わりました。

エピソード1 夫が亡くなり社長になった時(2007年)

「女性が社長になるなんてなかな難かしいことなんだから、チャンスだと思って頑張りなさい。」と言われ

 人生最大のピンチじゃなく、チャンスにしようと思いました。

エピソード2 会社にとって問題だった幹部をなかなか辞めさせる事ができなかった時(2010年)

「火事になり、2階から飛び降りれば命が助かるのに

飛び降りる事ができなくて死んだ高校生姉妹の話を新聞で読んだけど

 それが今の平間さんだよ。」と言われました。

 えー!わかりやすい表現、やっぱり専務に辞めてもらおうという決意がつきました。

エピソード3 私って社長にむいていないと悩んでいた時(2011年) シンデレラコンプレックス

「平間さんは、専業主婦のお母さんを見て若い頃から自立したいと思っていたんでしょ。
自立の最高の形が社長だよ。」と励まされ

私は、なりたかった社長になったんだと思った瞬間に気持ちが明るくなりました。

エピソード4 リーダーシップがないのが悩みだった時(2013年)

「うちの会社は自分が何でも指示するので、社員が何も考えない。
平間さんの会社は、平間さんが頼りないので社員が自分でいろいろ考えるのでうらやましい。」
と言われ

リーダーシップがないのも、強みなんだと思えるようになりました。

同友会に入っていなければ、13年前夫が亡くなった時に会社を閉じていたかもしれないと思います。
いろいろな経営の勉強をし、人脈もできていろいろな方からアドバイスを受ける事ができたので、
社長になる覚悟がつきました。

同友会に入会して本当に良かったです。

同友会仲間とは人生を一緒に歩いているようです” に対して1件のコメントがあります。

  1. 荒川支部・山口優子 より:

    平間さん、素敵なエピソードですね。いつもしなやかで芯の強い平間さん、お手本にしています。

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